飴ノート

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【飴ノート】拒絶される恐怖を克服するには

拒絶される恐怖を感じながら過ごしている人は多いのではないだろうか。

例えば職場で先輩や上司、取引先の顧客にいつも気を遣っている。無理な仕事を頼まれてもNoと言えない。聞きたいことがあっても怖くて聞きにいけない。職場を離れ、プライベートに目を移せば、友人、恋人との人間関係ではいつも相手の顔色を伺って接している。言いたいことをいつも言えていない。

稀に恐怖を乗り越えて行動できることもある。仕事で納期ギリギリになり、自分1人の力ではどうしようもなくなった時だ。拒絶される恐怖を感じながらも、なんとか仕事のお願いをする。案外そうやって行動した時は、恐怖は杞憂であることが多かったりする。でも次からはまた恐怖を抱えて行動できない。毎回切羽詰まらないと行動できないのでは、この先非常に疲れそうだ。恐怖を感じても行動するにはどうすれば良いのだろうか。

色々試していくうちに1つの方法に出会った。恐怖を感じたら、自分の精神状態を、「ピークの精神状態に持っていく」ことだ。いかにもネット上の色んな記事でよく見かけそうな内容ではある。だがこれが意外と効果的だった。

1.”感謝”しているモノを10項目考える

まず第一のステップは、自分が感謝しているモノについて考えることだ。何故いきなり感謝するのか。実は、心理学的に「感謝と恐怖は共存できない」ことが解っている。つまり、何かに感謝している感情を抱いている時、同時に何かに怯えることはないのだ。

具体的な方法として、まず自分が感謝しているモノを書いてみる。両親、恋人、趣味など、なんでもいい。次に、書いたモノに何故感謝しているのかを具体的に書く。これを繰り返し行い、10項目くらい書いてみよう。その間恐怖を感じることはないはずだ。

2.自分の望む”最高の結果”を思い浮かべる

次に第二のステップとして、自分の望む最高の結果を思い浮かべよう。これから自分が恐怖を乗り越えて行動し、手に入れたい最高の結果をイメージする。例えば好きな人に告白する時、告白がうまくいくという結果はもちろんのこと、相手がどういう返事でOKしてくれるのかなど具体的に思い浮かべる。

なぜこのように最高の結果をイメージするのか。それは、何もイメージしない場合、人は「自分が最も望んでいない結果を勝手に想像するようにできている」ようになっているからだ。だから理想の結果を思い浮かべる必要がある。

3.絶対大丈夫という”おまじない”をかける

理想の結果をイメージしたら、後は「絶対にうまくいく」と自分におまじないをかける。なぜこんなことをするのかというと、人は「絶対に大丈夫」か「絶対にダメ」のどちらかしか考えない生き物だからである。どれだけ理想の結果を鮮明にイメージできていても、「絶対に無理だ。。。」という姿勢ではまず行動できない。

自己成就予言」という言葉がある。自分のイメージしたことが、そのまま現実に起こることだ。なぜこのようなことが起こるのかというと、人は思い込みがあると、少なからずそれを意識して行動するからだ。つまり、「絶対に出来る」と考えると、何とか成功するように脳が働き、成功するための方法を勝手に考えるようにできている。だから「絶対にうまくいく」という”おまじない”で自信を高めよう。

おまじないの例が紹介されていたので、参考に見てみよう。聴衆に対して講演を行う前に、自分を「絶対出来る」という精神状態に持っていくためのおまじないだ。

今、私は、私の潜在意識に命令します。

私に力、感性、説得力、ユーモア、簡潔さ、それ以外の何でも、聴衆のみなさんの人生を今日変えるために必要なものを与え、聴衆のみなさんの人生を今日変えられるよう、私を導いていくことを。

最後は自分で決める

これまでの3ステップで、ピークの精神状態を作りあげることができた。ピークの精神状態を作り上げた後にも重要なことがある。「最後は自分で決める」ということだ。これまで万全の準備をしてきたのだから何も恐れることはない。自分で決断して行動をはじめよう。

恐怖を感じて逃げ出したくなった時は、この3ステップを踏んでみたい。自然と恐怖が消えて、行動を起こせるようになっていくはずだ。

まとめと書評

<まとめ>

感謝と恐怖は共存できない。感謝しているモノをイメージすれば恐怖は消える。

自分が欲しい最高の結果をイメージする。

絶対に大丈夫というおまじないをかける。

<書評>

読み終わった後に感じたのは、人は本当に両極端な考え方しか出来ない生き物なのだということだ。少しでも不安要素があれば最悪の結果ばかり考えてしまう。だから最高の結果が出すための自信をつけるプロセスが大事なのだと解った。いつも最悪の結果ばかり考えてしまうネガティブな人には効果があると思う。