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飴ノート

ためになった本の記事が中心。

<将棋>研究方法を考える

以前の記事で将棋の研究をするメリットについて考えてみた。

 

ritaame.hatenadiary.com

 

今回では研究について、具体的な方法論を整理してみたい。

まずは自分で考える

まずは自分の対峙する可能性のある戦型をリストアップし、自分なりの研究手順を持つようにしたい。ただ、いきなりすべての戦型に対して十分な研究をするのは困難だ。
そこでお勧めしたいのは、対局をした後の感想戦で序盤をしっかりと検討することだ。
局後の感想戦では「研究課題」という終わり方をよくする。これは、その場の検討では結論を出すのが難しいが、双方にとって望みがあって面白い局面といったニュアンスの意味だ。簡単に言えば互角の局面を指している。この研究課題の局面について自分なりの仮説を持って次回以降の対局に臨みたい。以降その局面に出会うことが無かったとしても、そこで自分なりに考える練習をすることで、序盤センスは磨かれて以降の対局に生きてくる。

誰かと一緒に考える練習をする

序盤研究は誰かとシェアすることを強くお勧めしたい。人のよって局面の見え方はバラバラだ。自分以外の誰かとシェアすれば自分の気づかなかった構想を指摘してくれるだろう。その指摘が好手であれ悪手であれ、その対応を考えるだけでセンスは磨かれる。

将棋ソフトを活用する

現代の将棋ソフトウェアの発展は目覚ましい。将棋ソフトを使えば、限りなく心理に近い回答を示してくれるだろう。ただしソフトが着手を示してくれたとしても、その本質を自分なりにでもいいから理解するようにしたい。解った気になっただけではセンスは磨かれないだろう。ソフトを使う前に、自分なりに考えてみてから検証するクセをつけたい。また、ソフトの検証結果が理解できなければ、それはまた誰かとシェアして考える教材として活用したいものだ。

まとめ<序盤の研究は楽しいもの>

序盤の研究は楽しいものです。ためしに一番自分が遭遇している戦型について、本気で研究をしてみてください。はまりますよ。近年は将棋ソフトに頼っている将棋指しが増加している印象があります。それによって、個々が持っている将棋の個性が失われている気がします。そんな中で自分なりに日々感性を磨いている人は、ソフト全盛の近年でも個性を発揮できるのではないかと思っています。そして、そういう人の将棋の作りを見るのは面白いものです。