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飴ノート

ためになった本の記事が中心。

<将棋>負けた棋譜と向き合うには

将棋で負けるのは悔しい。

「負けました」と相手に敗北を宣言すると、次の瞬間には何がダメだったのかと考えているのではないだろうか。インターネットで将棋をやっていると無意識に次の対局に向かってしまう。勝ちたいからだ。

だがちょっとだけ間を置こう。負けた将棋を指した時は、最も棋力を向上させる道具を手に入れた瞬間だ。道具とは自分が指して負けた将棋の棋譜そのものだ。負けた将棋は必ず原因となる着手が存在している。その振り返りを局後に行うことが飛躍的に棋力を伸ばす大きな要素だ。

嫌な時はすぐ振り返りせず記録だけ取る

そうは言っても、逆転負けした棋譜などは局後見るのも嫌になるだろう。そこでお勧めなのが、記録だけ取ってすぐに感想戦を行わないことだ。感情的になっている状態で振り返りを行ったところで、頭の中は「早く感想戦を終わらせて次の対局に行きたい」と考えているため、たいした成果は得られない。

棋譜だけどこかに取っておこう。インターネットで指したのであれば棋譜だけPCのどこかにコピーして保管しておきたい。将棋倶楽部24や将棋ウォーズのようなサイトは一定期間経過すると履歴から無くなるため注意が必要だ。リアルで対局した場合、局後感想戦を丁寧にするのが暗黙のマナーになっているが、感情的になってしまうのであればサクっと切り上げても良いと思っている。

気持ちに余裕がある時は徹底的にやる

逆に気持ちに余裕がある時は意欲的に感想戦に取り組みたい。もし感想戦のパートナーがいる時は、自分が感じた不明点、疑問点をどんどん提示していこう。その際、何故自分がその着手を選んだのか説明することが大切だ。なぜその着手を選んだのか意図がわかれば、パートナーも指摘がしやすい。人に説明をすることは感想戦で棋力が伸びる大切な要素だ。これができる人は意外と少ないので、早くからこの習慣を身に着けたいところだ。

強い人の「なんとなく」を掘り下げよう

強い人と感想戦を行うと、着手の意図を問うと「なんとなく」という回答が返ってくることが多い。これは、お幼い頃から何度も対局を重ねた結果、いちいち着手の理由を考えずに体で覚えて指しているからだ。疑問点をぶつけて「なんとなく」という答えが返ってきたら掘り下げよう。強者のなんとなくの感覚を会得できるチャンスだ。

感想戦のパートナーを見つけよう

感想戦を行うパートナーがいれば、一人でやるのに比べて負け将棋と向き合いやすくなるだろう。さらに感想戦の質を上げる方法としては、まず一人で振り返りを行って整理した状態でパートナーと感想戦を行うことだ。事前に考えてもわからないことを整理できているためスムーズに感想戦が進むだろう。

~まとめ 「負けた棋譜と向き合うには」

  1. 気持ちに余裕がない時は棋譜だけ保存してその将棋のことは忘れる
  2. 自分の着手の意図を説明する癖をつける
  3. 良きパートナーと感想戦をする