飴ノート

仕事や日常生活の役に立った本の紹介を中心に記事にしています。

【飴ノート】ストレスと付き合うには

最近ストレスが半端ない。慣れない仕事をしているせいか、毎日帰宅したら疲れてベットに倒れこんでいる日々だ。仕事だけではない。この前友達と自分とで意見が食い違っただけで、瞬間湯沸かし器のように頭に血が上って声を荒げてしまった。こうなっているのも仕事が原因なのだろうけれど。

というわけで、ストレスを解消する方法を学んでみるしかないと思い、1冊手にとってみた。今回参考にした著書はこち

スタンフォードのストレスを力に変える教科書 スタンフォード シリーズ

スタンフォードのストレスを力に変える教科書 スタンフォード シリーズ

  

1.ストレスに対する認識を改める

さて、ストレスにどうやって対処すれば良いのか。そのノウハウを知るべくして読み進めていたら、以下のような記載が目に留まる。

「ストレスは発散するものではなく付き合うもの」

ストレスは発散するものという認識しかない私にとっては理解が難しい内容だったが、著書による見解は以下のようなものである。

  1. ストレスを避けようとすると、ストレスから気を紛らわせようと意味のない行動に移ってしまう。
  2. ストレスを感じることで得られる良い面に注目して、うまくストレスと付き合っていくことが大切だ。

ストレスと付き合っていこうなどとは考えたことも無かった。ストレス=避けるべきもの という捉え方そのものが誤っているらしい。

ストレスを感じていることを正しく認識する

ストレスと上手く付き合うための第一歩は、ストレスを感じていることを自分自身が認めることだ。「私はストレスを感じていない!」というのは現実から目を背けているのと同じなんだとか。まずはストレスを感じていることを自分自身で認めてあげることが大切だ。

2.ストレスとの付き合い方:チャレンジ反応を利用する

ストレスを感じていることを認めることはできた。次に理解したいのは、ストレスとうまく付き合えば様々なメリットが得られることだ。メリットの1つ目はチャレンジ反応と呼ばれるものだ。

チャレンジ反応とは、経験から何かを学ぼうと行動するようになることだ。ストレスと向き合った状態だと、自分がいまやっていることに何の意味があるのかを考え、成長に繋げようとする。ストレスの多い仕事をやっていたが、気づかないうちに仕事のスキルが驚くほど上達を実感できる時がある。それはこのチャレンジ反応をうまく利用した結果なのだろう。

 ストレスとの付き合い方③:思いやりと絆の反応を利用する

続いてストレス付き合うことで得られるメリットは、思いやりと絆の反応だ。

思いやりと絆の反応とは、人を助ける行動を起こして人と人との結びつきを高める反応だ。ストレスを感じていることを認め、ストレスと向き合った状態だと、まわりの人を助ける勇気が湧いてくる。ストレスを感じた時に人を助ける行動を起こすと、いつも以上に人との結びつきに力を発揮できるようだ。

ストレスとの付き合い方④:守るべきものを見つける機会に利用する

3つ目のメリットは、自分にとって本当に大事なものを見つける機会に利用することだ。そもそも人はなぜストレスを感じるのだろうか?それは自分にとって本当に大事なものが脅かされているからだ。逆にそれを利用すれば、自分にとって本当に大事なものは何なのか?と問うことで、自分が守るべき大切なものを見つけることが出来る。 

ストレスを与えてくれる人を利用する

ストレスのメリットを十分に頭に入れたら、ストレスを与えてくる人を「成長の実験台」として利用していこう。ストレスを与えてくる人と付き合う事で、ストレスに対する免疫力も向上し、うまく対処できるようになるだろう。

 

<まとめ>

  • ストレスは避けるべきものではなく、付き合っていくものである。
  • チャレンジ反応を利用して、今の経験から学び成長しよう。
  • 思いやりと絆の反応を利用して、人との結びつきを強めよう。
  • 自分にとって本当に大切なものを見つける機会に利用しよう。

<書評>

この本を読んでストレスに対する捉え方が180度変わった、とは思っていない。だが、ストレスという言葉を100%ネガティブに感じていたのが、「ストレスには良い面も悪い面もある」くらいには考えることが出来るようになった。また、ストレスを感じていない状況は、楽だが幸せになれない気がしている。何か物足りなさを感じるのだ。ストレスとうまく付き合うことこそが、幸福度に繋がるような気がしている。そう思うので、私は今でもこの本を何度も読み返し、ストレスに対する付き合い方を見つめなおしている。